最新情報

2022-11-29
縁が叶えた千里の巡り会い――東京の出会いを蘇州で再び果たそう

人と街には人知れず定められた縁があります。蘇州、この東洋の水辺の芸術の街は、数多くの日本人の心のなかで最も足を運ぶ価値がある中国の都市の一つです。今回、数えきれないほどの日本のインターネットユーザーたちがハッシュタグ#蘇州にご縁のある方を探そう#で蘇州との切っても切れない縁について語ってくれました。

 今回の出会いを機会に新たな縁を作り、物語を続けていきましょう。1125日から27日にかけて、渋谷STREAM稲荷橋広場、金王橋広場にて「水の辺りにある芸術の都」蘇州文化観光プロモーションイベント in 東京が盛大に開催されました。展示、パフォーマンス、無形文化財の手作り体験のイベントが3日間の日程で行われ、蘇州の歴史ある上品な江南文化を日本の一般市民の方々に立体的かつ生き生きと披露しました。

また、このイベントには数多くの日本のネットユーザーも熱心に参加し、それぞれが抱く蘇州への愛を表現しました。今回の活動によって蘇州の文化的魅了は海外を再び驚かせ、また、蘇州と日本との間の観光市場回復の刺激となりました。

東京で出会い、蘇州で再び相まみえる。「水の辺りにある芸術の都」蘇州は、新しく生まれた縁の続きの物語が書かれることを待っています。そして蘇州には見尽くすことのできない風景があり、語りつくせない物語があり、味わいつくせないほどのロマンがあるのです。    

蘇州は千年の歴史の街です。時が流れれば流れるほど却って新しさを増す、そんな尋ねてみる価値ありの場所です。古い町並みに対する徹底した保護によって、「隣り合う運河と街、並走する水路と陸路」、そんな蘇州の碁盤状の街並みは、千年もの長きにわたって変わらずに残ってきました。800年あまり前の地図が今日(こんにち)でも変わらずガイドに使えることことに、あなたはきっと驚くはずです。古運河に沿って歴史ある川筋や古い城壁や遺跡を尋ね、にぎわう山塘街と平江路をぶらぶら歩いているうちに、気づかないうちに別世界の博物館に出会うことでしょう。

また、蘇州は「咫尺之内、再造乾坤」(咫尺(しせき)の内に再び天地を作る)と形容される園林の街でもあります。蘇州を訪れるなら、蘇州古典園林はいちばん見逃すことができないものです。わずかな空間に千変万化の世界を作り出しており、中国最高の理想の住まいについて解説しています。東洋の文人の生活が持つロマンは、現地に足を運んで初めて理解できることでしょう。

ほかにも、蘇州は手工芸と民間芸術が美しく輝き現れる、光彩絢爛の街です。まるで自然が作ったかのように美しい蘇州の手工芸品には、緻密な匠の心が極限まで発揮されています。シルク、蘇刺繍、宋錦、緙絲、木雕などの伝統工芸に細やかで緻密な匠の心が秘められていることに、あなたはきっと気づくことでしょう。

蘇州は水に生かされ水を魂とする、東洋の水の都でもあります。長江、太湖、陽澄湖などの美形を飽きるまで見たあと、あなたはこの街の水域の多さと広さに感嘆することでしょう。蘇州はまさに水が作った典型的な江南の地なのです。

蘇州は四季の味を思う存分堪能できるグルメの街でもあります。食材はすべて季節に合わせて選ばれます。旬のもの以外は口にしないという季節感を大切にしているのです。有名な蘇州の地元料理蘇幇菜としては、松鼠鱖魚(ソンシューグイユー)(ケイギョの姿揚げ)、響油鱚糊(シャンヨウシーフ)(タウナギの油炒め)、碧螺蝦仁(ビールォシャアレン)(お茶とむき海老のさっぱり炒め)、陽澄湖の上海ガニなどがあります。

そして、蘇州は世界の潮流とつながった開放的な街でもあります。金鶏湖湖畔には高層ビルが林立し、にぎやかなネオンが煌めいています。各国の風情に出会ったり世界の美味を試してみたりして、この国際都市の魅力を体験することができるでしょう。

そんな「水の辺りにある芸術の都」へと心からあなたをご招待します。実際にこの街を歩きながら、その目でご覧になり、蘇州との特別な記憶や物語を残してみませんか。